小学校2年生の8歳の娘が、今月読んだ児童書と絵本です。
毎月、読んだ本の中から、面白かったものをチョイスして紹介します。

今まで1万冊以上の絵本を読み聞かせしてきました。
小学生になってからも、毎月100冊以上は読んでいます。
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また、現在購入できない本や、中古品しかない在庫が不安定な本は、リンクが入っておらず、本の紹介だけとなります。
絵本
ヘンテコなきかいのしくみ
主人公の唐栗まめおくんが考える、ヘンテコなきかいのしくみを解説してくれる絵本です。鉛筆けずりの中にはけずりさむらいが居るとか、ミシンの中にはきつつきがいて針をつついてるとか、かなり想像力豊かな本です。娘もかなり面白がって読んでいました。

なにこれ変だよ~!!
あみ
「あみ」について気になる主人公の男の子の目線を通して、生活の中に当たり前に存在する「あみ」について考えさせられる絵本です。全然難しくないので、年長さんくらいの子も楽しんで読める本だと思います。
身近にあるものの存在っを深く掘り下げて考える力を養ってくれる一冊だと思います。
他に、同シリーズの「いし」という本もあります。

そういえば、バスケットのゴールも網ついてるね。なんでだろう?

シュート入った時に、勢いよくボールが落ちないためだよ。
星の王子さまとめぐる星ぼしの旅
宇宙の惑星や星雲や銀河やら、色々なことを、きれいな写真とともに星の王子様が教えてくれえる絵本です。
美しい天体の写真と、星の王子様のかわいいイラストの組み合わせがとても素敵です。
内容は少し難しいことも書いてあるのですが、わかりやすく優しく書いてあるので、小学校2年生の娘も楽しんで読んでいました。低学年でも自読できる本です。子供も大人も楽しめる絵本なので、ずっと本棚に忍ばせておきたい1冊です。
レストランふろ
お風呂屋さんと食べ物の世界が混ざった「レストランふろ」。独特な世界観がなんとも言えず、想像力を刺激してくれる1冊だと思います。
娘は、ページの中の何が食べ物になっているかを探したりして、楽しみながら読んでいました。内容はとても分かりやすく簡単なので、年少さんからでも楽しんで読めます。娘的に、裸の人が沢山食べ物に浮かんでたりするのが結構面白かったみたいです。
児童書
ふしぎなフーセンガム
主人公の男の子じゅんくんは、外で遊ぶよりも、ゆびあみしたり本を読むのが好きな男の子。ママに言われて行った公園で、しゃべるリスと出会い、不思議なフーセンガムをもらって、ガムを噛んでいる間だけ女の子の姿に変身します。その公園で、同じクラスの女の子、やまんばみこちゃんと遊ぶことになるのですが、やまんばみこちゃんは、身体が大きくて髪がボサボサ、男の子のような女の子です。正反対の2人の姿を通して、自分らしさや、ありのままの自分でいいんだという心、多様性などが学べる絵本です。
三年一組、春野先生!三週間だけのミラクルティーチャー
個人的に好きな本が多い、くすのきしげのりさんの児童書です。できないことばっかりで、先生がきらいだった主人公の俊輔くんが、事故で3週間お休みすることになった担任に代わって来た春野先生と出会って、少しづつ変わっていくお話しです。
先生として上から指導するのではなく、横で一緒に頑張ってくれる春野先生。春野先生みたいな先生が居たらいいなと、読んでいて素直にそう思いました。
信じること、頑張ることの大切さを教えてくれる本です。
かんたんせんせいとバク

かんたんせんせいとバク
ページ数:80ページ
文字:大きめ、漢字フリガナ有り
おすすめの歳:1年生~
娘がとても面白がった本です。
自分の夢を食べたいというバクのムクの夢を、かんたん先生が「かんたんだよ!」と、かなえてあげる絵本です。
わかりやすくて面白い絵本なので、子供心に響いたのだと思います。
がっこうのてんこちゃん はじめてばかりでどうしよう!の巻
ちょっと心配性な主人公、てんこちゃんが、初めて学校に行くお話しです。てんこちゃんは、はじめてのことがとっても苦手な女の子。学校での最初の自己紹介で、「自分の好きなこと」を聞かれて、わからなくてとても困ります。
次々と自己紹介をしてくクラスメイトを見て、自分の番が近づくにつれ、なにも思いつかなくて焦るてんこちゃん。そんな時…、という始まりです。てんこちゃんのクラスには、個性豊かで、一人ひとりの個性がしっかり本の中に書かれています。「みんな違って、みんないい」を小さい子に教えるのにとても良い絵本だと思います。
雑学
エナガの重さはワンコイン
鳥好きも、たいして鳥が好きじゃない人もきっと楽しめる、鳥の雑学が詰まった本です。
とにかく鳥の絵がかわいいです。
「ハクセキレイのお尻フリフリは警戒のサイン」「ツバメが雛たちを育てるのに毎日500匹もの虫が必要」など、身近な鳥の雑学がいっぱい書いてあります。
個人的には、コジュケイの「ちょっと来い、と言うのにすぐ逃げる」がツボでした。
あと、チョウゲンボウがネズミのおしっこの跡が紫外線で見えてる、っていうのにびっくりしました。
読んだ後は、普段見る鳥の見方が少し変わると思います。
大人向けの漢字が普通に使われているので、自読は難しいと思います。大人と一緒に読んで楽しむ本です。