小学校2年生の7歳の娘が今月読んだ中から、おすすめの絵本を紹介していきます。

今まで1万冊以上の絵本を読み聞かせしてきました。
小学生になってからも、毎月100冊以上は読んでいます。
絵本
キダマッチ先生!
現在、8巻まで出ている人気作。第1巻は「先生かんじゃにのまれる」です。
昔ながらの人情味のあるカエルのキダマッチ先生。患者さんとのやりとりも楽しいです。
岡本順さんの描く動物たちは、リアルなのに可愛くて活き活きとしています。
今月8巻すべて読みましたが、お話も分かりやすくて、登場キャラクターの設定も分かりやすく、ページ数も少な目でサラッと終わるので、寝る前の読み聞かせなどにもお薦めの絵本かなと思いました。

これ面白い。早く次借りてきて。
カーたろうとこけしっぺ
年少さんからおすすめと書いた通り、小さい子から楽しめる、文字のない絵だけの絵本です。
クスッと笑えて癒されるかわいい絵本です。
どうぶつみずそうどう
大きな川から用水路をつくって水をひき、米作りをしてきたダルマガエルのとうきちや、イシガメのがんじい。
まわりでくらすイタチのおりょうや、カニのもくずは、自分の田んぼにまでは水がこないので、むりやり水の道を変えてしまいます。さらには新しい村もできたりして、このままでは水のとりあいで村同士がけんかになってしまいます。そこで、一人が思いついたアイディアをもとに、みんなで力を合わせて「円筒分水」を作る…というお話しです。
トラブルが起きた時、自分たちで協力しあって解決する大切さを教えてくれるお話しだなと思いました。
そして、読み終わった時にあとがきを見て知りましたが、なんと、私たちの住む大分県の円筒分水がモデルになっているそうです。
100えんのにじ
個人的に大好きな、くすのきしげのりさんの絵本です。
誰のことも信じないで生きてきた古だぬきのだいごろうと、とっても素直な少年りょういち君のお話です。
まっすぐなりょういち君の頑張りに、いつの間にかだいごろうの気持ちが動かされていく様が分かりやすく書かれています。
「素直な気持ち」や「期待に応える心」っていいな、という気持ちになれる一冊です。
絵本以上、児童書未満くらいの絵本なので、児童書への移行期にもお薦めです。
ですが、こちらは現在電子書籍版のみの販売となりますので、書籍が良い方は図書館で借りてくださいね。

りょういち君もだいごろうも頑張ったねぇ。
児童書
ぞくぞく村のおばけシリーズ
ぞくぞく村のおばけシリーズです。全19巻あります。
第1巻は、「ミイラのラムさん」が主人公です。
ミイラのラムさんの奥さんが太ってしまって、体全体をまく包帯が足りず、ラムさんは包帯を買いに出かけたのですが、買った包帯を居酒屋に忘れてきてしまい…、という面白い展開。
包帯をとった姿の絵が結構リアルだったり、いろんな面白いお化けが出てきます。
今月娘は4巻まで読みましたが、「どれも面白かった」とのことでした。

包帯とったときのラムさんの身体がー!
げたばこかいぎ
タイトルの通り、夜な夜な下駄箱の中で靴同士が会議をするのですが、ある時、主人公のはるとくんが下駄箱会議に招待されます。そこではると君が色々な靴たちに「パパの革靴がくさい」と、パパに伝えてほしいとお願いされるのですが…、というお話しです。
私も何気なく旦那に「くさい」と言ってしまうことがあるので、ハッとさせられました。
全国のお父さんが共感するお話しだと思うので、是非お父さんと一緒に読んでほしい1冊です。
日曜日シリーズ
雑学・漫画
しごとへの道シリーズ
パン職人と、新幹線運転士、「共感覚」の研究者の3人の人生を描いた、全ページ漫画のようにコマ割りで描いてある本です。
迷って、悩んで、失敗して、自分のしごとをみつけるまでを描いたリアルなお話しなので、大人が読んでも面白いです。
あの「大ピンチずかん」で有名な鈴木のりたけさんなので、面白い雰囲気も詰まっています。
フリガナがついていない漢字が沢山あるので、小学校低学年でも読むのが難しい子も沢山いると思います。
我が家の7歳の娘は、前後の話の流れで漢字を予想して読んでおり、わからない漢字だけ私に聞いてきて、全て楽しそうに読んでいました。
子供が進路などに悩んだ時などいつでも読めるように、大人になるまで本棚に忍ばせておくのにおすすめの本です。
我が家も今月購入し、本棚の仲間入りしました。

イルカイルカイルカイルカイルカ!笑
(↑読んだ人には何のことかわかります)
デタラメ研究所
たくさんのふしぎ傑作集の1冊です。
「まじめにサイコロふって100万回」というサブタイトルがついている通り、サイコロの目の出方を通して、本当の“デタラメ”について詳しく解説しています。
ネタばれするので詳しくは書けませんが、大人が読んでも新しい発見があり、面白いです。
漫画のコマ割りで描かれているし、絵のタッチもキャラクターもとてもかわいいので、読みやすいです。
内容を100パーセント理解するのは小学校低学年には難しいかもしれませんが、話の核となる内容は、小学校1年生の娘でもわかると思いました。
また学年が上がった時に、ふと読み返してみると面白いだろうな…と思って、今月買った1冊です。

デタラメって意外と〇〇なんだね。あと、アールかわいい。
満点ゲットシリーズ
満点ゲットシリーズはいろいろなキャラクターのバージョンがあるようなのですが、我が家は「ちびまるこちゃんシリーズ」にし、14冊メルカリでまとめ買いしました。
各ページ全てに、覚える内容を伝えるための4コマ漫画が描いてあります。その4コマ漫画が面白すぎたらしく、今月娘が一番読んだ本です。何回も読み返していました。
言葉ではニュアンスを伝えずらい部分をうまく漫画で伝えているなぁ、と感心する内容になっています。
おそらくですが、今月娘はこの本のおかげで、今月かなりたくさんのことを吸収したのではないかな?と思います。
我が家は先取学習はしたくない派なのですが、この本は勉強してる感じがしないのと、本人が興味を持った時に勝手に手にとって読んでもらえるようにと、1年生の娘に購入しました。
「まだ早いけどこんなの買っといたから、いつか必要な時に読んだらいいよ~」としか言っていなかったのですが、気が付いたら数日で14冊全て読破していました。。漫画なので、それくらい面白かったみたいです。

おかあちゃん、これ面白すぎるよ!!