娘を出産前に、大量生産したガーゼのスタイ達がかなりクタクタになってきたので、新しくスタイを追加で作成しました。
シンプルで小さめのいい感じのサイズ感にしました。
型紙も配布します。
ガーゼ生地はお肌に優しい印象ありますが、洗濯するとかなりシワシワになってしまって見た目が残念な感じになったので、新しいスタイは、表が綿生地&裏はタオル地にしました。
両面タオルにするとボリューミーな感じになってしまうので、表面だけ綿にして、裏をタオル地にすることによって、吸水力がありつつ、見た目もすっきりした感じにできました。
ちなみに、何回か洗濯したガーゼスタイと綿スタイを比較するとこんな感じ。
元々、ガーゼスタイの方のサイズは1.2倍くらいありました。縮んで小さくなってます。
あと、スナップボタンがオススメです。
マジックテープバージョンなども作ったのですが、洗濯の時に生地にひっかかるのがストレスでした。
材料と作り方
①作る前に生地の地直し
先に水に通して、ゆがみや縮みを整える「生地の地直し」をします。
生地を綺麗に折りたたんだ状態で水に30分程度浸して、その後折りたたんだままネットに入れて、軽く洗濯機で脱水をかけます。(※絞るのは禁止)
干す時は、布のしわをきれいに伸ばして、洗濯ハサミなどは使わずポールにかけて干します。
生地が歪まないように、地面と生地の折り目をまっすぐ平行に干してください。
仕上げにアイロンをかけて、水通し完了です。
写真の生地は、楽天のデコレクションズさんで購入しました。
②型紙を用意
スタイは何個も作る予定なので、私はこの型紙を紙に印刷した後、クリアファイルに写して切り抜きました。
③生地を仮止めして縫う
こちらの画像は、以前作った少し大きめのサイズのスタイです。今回の型紙は、この画像よりも小さな作りのものです。
まず、型紙に沿ってチャコペンで型を布に写します。
生地を中表にして重ね、待ち針(or仮縫い)で生地を仮止めします。中表っていうのは、2枚とも生地の表を内側にして重ねることです。
みなさん待ち針で仮止めされてるんですが、まち針って生地が波打つ&たまにミシンで縫ってて手に刺さる(私だけ?笑)ので、私はいつも、写真の通り糸で仮止めしてます。
その後、型に沿ってミシンで縫います。
若干わかりづらいかもですが、写真の通り、右側の一部分に縫わない部分(穴)を残しておいてください。
画像の〇枠のサイズくらい空けておくと、最後に裏返しやすいです。
④生地を切る
1cm程度の縫い代を残して生地を切りとります。
ひっくり返した後のヨレ防止のため、カーブの部分に、細かく切り込みを入れます。
縫う前に縫い代で形を切り取るのが主流だと思いますが、私はズレを気にしたくないので、縫ってから切る派です。
私の手芸用はさみはセリアで購入したものですが、問題なく切れます。
⑤生地をひっくり返す
③で残しておいた縫っていない部分(穴)から、生地をひっくり返して、アイロンをかけます。
⑥空いていた部分を手縫い
縫っていなかった部分(穴)を、縫い目が見えないように手縫いします。
⑦フチを縫う
洗濯時のホツレ&ズレ防止にフチを縫います。
⑧スナップボタンをつけて完成
打ち具を使ってスナップボタンをつけます。
スナップボタンは、お好みのものをお使いください。
私はスナップボタンは手芸店できちんとしたものを購入しました。
安いものだと、かみ合わせが悪かったりするかもしれません。
打ち具は、こちらのサンコッコーのものを使用しています。
そして最後に、小さいリボンを下の方に付けました。
こちらは、ダイソーで5個セットで売っていたものです。
過去に作った違う形のスタイへの考察
どんなスタイが使いやすかったのかわからなかったので、出産前にいろいろな形で作っていました。
写真は、バンダナ型と、今より大き目サイズの普通型のスタイ。
右のバンダナ形はこちらの本のものを使用しています。
出産前先輩ママに「「横で留めるタイプの方が、赤ちゃん寝たまま留められたりするので便利だよー」と言われて作ってみたのですが、寝てるときに交換することは皆無でした(笑)
収納のしやすさ、洗濯時の干しやすさなどを考えて、結局ノーマルの形のシンプルなスタイになりました。
あと、小さめに作って子供の邪魔にならず、こまめに交換できるサイズ感の方が個人的に使いやすかったです。
ということで、こちらの型紙で落ち着きました。
スタイは手作り小物の中でもコスパ良いものだと思います。
是非作ってみてくださいねー!